mardi 25 mars 2014
samedi 15 mars 2014
小太りなアラブなおっちゃんと、中学生みたいな格好のおにいちゃん
今日は朝からネットを光ファイバーに変更する工事に、髪のない小 太りなアラブなおっちゃんと、中学生みたいな格好のおにいちゃん がやってきて、どうせいつものように、めんどくさそうにするんだ ろうなっていろいろ諦めてたら、すごく丁寧な仕事ぶりで驚いた。 特に、その若い方のおにいさんは、ずっと笑顔で親切で、ゴミを片 付け、掃除機までかけてくれ、パソコンでつながるまで待っててく れるなんて!そのおにいさんがトイレを借りにきたとき、手を洗う だけだと思っていたからドアを開けっ放しにして入り口に立ってた ら、もじもじしてすまなそうな目をしてゆっくり振り返ったから、 やっと気づいて慌ててドア閉めたけど、むしろ気遣いが足りなかっ たのは自分だったのを反省。トイレでの音を気にしてたり、見た目 に反してとても女性らしい振る舞いにギャップを感じて、身なりで 人を判断してはいけないと、また思い知らされた。
彼らが来る直前に戸棚の扉が落っこちてきて、額にたんこぶつくっ て血を流しながら泣きそうになっていたところだったから、この期 待していなかったこれまでにない異常な素晴らしい対応に、心が救 われたことを記しておこうと思う。この週末は、光化学スモッグで 大気汚染が深刻みたいだからあまり外に出かけられないけど、それ でも気分がいい。
フランス来てからは、誰かがなんとかしてくれるだろう、助けてく れるだろう、聞けば教えてくれるだろうっていう期待をあまりしな いようになってきたけど、思わぬところで、とてもちっちゃなこと だけど、期待していない分いいことがあった。ちょっと関係はない けど、これからもできるだけ自分から何でも動いていくってのは間 違ってない気がしてる。
彼らが来る直前に戸棚の扉が落っこちてきて、額にたんこぶつくっ
フランス来てからは、誰かがなんとかしてくれるだろう、助けてく
dimanche 9 mars 2014
mercredi 5 mars 2014
CLOSER / Benjamin Millepied + L. A. Dance Project @ Théâtre de Châtelet
音楽:フィリップ・グラス
そもそも、このL. A. Dance Project っていうのは何かっていうと、ダンサーで振付家の、Benjamin Millepiedが2012年に立ち上げたダンスカンパニー。そういえばBenjaminは、今年からパリオペラ座のディレクターになる予定なはず。
8人のダンサーしかいない小さなカンパニーで、いろいろなアーティストたちとのコラボレーションで、既存のダンスの枠を超えた新しいものを生み出そうっていう試みらしい。コラボレーションの相手は、ダンスに限らずに、デザイナーだったり、ミュージシャンだったり、アーティストだったり、様々。この公演はL. A. Dance Project2っていうことで、去年も同じ劇場で最初の公演もあったよう。観たかったなぁ。フォーサイス、カニングハムのプログラムもあったみたい。
今回のは、前出の、エマニュエル・ガット、梅田宏明、とっても若い20代のジャスティン・ペック、そしてバンジャマンのこれ。
音楽は、かのフィリップ・グラス。そして、ダンサー二人は招待されたクラシックバレエダンサー。舞台装置もなく、衣装もシンプルな真っ白なドレスとTシャツ。照明だけで演出し、二人だけの踊り。それだけでも、十分に見応えあるし、ダンスって人の体だけの表現なのにこれだけ人を魅了してしまう究極の芸術だと思わせてくれる。オペラ座でやるようなクラシックバレエの公演を観に行きたいとぜんぜん思えないのは、あの過度な豪華さの古くさい衣装と舞台にあるんじゃないかと思う。シンプルに踊りだけ見せてくれたらもしかしたらとっても素敵なものになるかもしれない、なんて思ってしまった。観てもいない、食わず嫌いなだけだから何も言えないけど。
そもそも、このL. A. Dance Project っていうのは何かっていうと、ダンサーで振付家の、Benjamin Millepiedが2012年に立ち上げたダンスカンパニー。そういえばBenjaminは、今年からパリオペラ座のディレクターになる予定なはず。
8人のダンサーしかいない小さなカンパニーで、いろいろなアーティストたちとのコラボレーションで、既存のダンスの枠を超えた新しいものを生み出そうっていう試みらしい。コラボレーションの相手は、ダンスに限らずに、デザイナーだったり、ミュージシャンだったり、アーティストだったり、様々。この公演はL. A. Dance Project2っていうことで、去年も同じ劇場で最初の公演もあったよう。観たかったなぁ。フォーサイス、カニングハムのプログラムもあったみたい。
今回のは、前出の、エマニュエル・ガット、梅田宏明、とっても若い20代のジャスティン・ペック、そしてバンジャマンのこれ。
音楽は、かのフィリップ・グラス。そして、ダンサー二人は招待されたクラシックバレエダンサー。舞台装置もなく、衣装もシンプルな真っ白なドレスとTシャツ。照明だけで演出し、二人だけの踊り。それだけでも、十分に見応えあるし、ダンスって人の体だけの表現なのにこれだけ人を魅了してしまう究極の芸術だと思わせてくれる。オペラ座でやるようなクラシックバレエの公演を観に行きたいとぜんぜん思えないのは、あの過度な豪華さの古くさい衣装と舞台にあるんじゃないかと思う。シンプルに踊りだけ見せてくれたらもしかしたらとっても素敵なものになるかもしれない、なんて思ってしまった。観てもいない、食わず嫌いなだけだから何も言えないけど。
PERIPHERAL STREAM - CREATION MONDIALE / Hiroaki Umeda + L. A. Dance Project @ Théâtre de Châtelet
実はこの公演で初めて知った、梅田宏明の振付け、舞台演出作品。あいちトリエンナーレでも招聘されたようだけど、ぜんぜんこれまで観たことがなかった、大発見。
舞台野背景も床も真っ白になっていたところに、黒いパンツとTシャツの忍者みたいな格好で登場してきた。スローモーションのような、にょろにょろした動きで、ぎこちないというか、機械のよう。
そこに、ノイズの音とビリビリした縞の映像が流れ、ダンサーたちを取り囲んでいき、次第にダンサーたちはその背景の白黒の縞にノイズとして取り込まれてしまっていく。
映像が立体的で、そこだけ異次元の世界になったみたいで、ブラックホールのように吸い込まれそうでドキドキする。
彼らは、その舞台上ですでにダンサーではなく、映像の一部として取り込まれ、ノイズとしての役割を与えられ、映像の立体的なぐわんぐわんとした動きと、彼らの波のゆらゆらのような動きが、モアレのように波長が合うところがすごくいい。
舞台野背景も床も真っ白になっていたところに、黒いパンツとTシャツの忍者みたいな格好で登場してきた。スローモーションのような、にょろにょろした動きで、ぎこちないというか、機械のよう。
そこに、ノイズの音とビリビリした縞の映像が流れ、ダンサーたちを取り囲んでいき、次第にダンサーたちはその背景の白黒の縞にノイズとして取り込まれてしまっていく。
映像が立体的で、そこだけ異次元の世界になったみたいで、ブラックホールのように吸い込まれそうでドキドキする。
彼らは、その舞台上ですでにダンサーではなく、映像の一部として取り込まれ、ノイズとしての役割を与えられ、映像の立体的なぐわんぐわんとした動きと、彼らの波のゆらゆらのような動きが、モアレのように波長が合うところがすごくいい。
映像がまるで生き物のように動き、人間がまるで無生物のように振る舞い、その交叉し組み替えられてできた舞台がこれまで観たことないような、面白い空間を作り上げていた。
MORGAN'S LAST CHUG / Emanuel Gat + L. A. Dance Project @ Théâtre de Châtelet
五人のダンサーで、カラフルな上下カジュアルな服装。
音楽がない中で、足をトントンってたたく音と、とても静かな足のすり音。
一瞬暗くなったところで、ピアノの音が入ってきて、薄暗くなる。
影がついてくるように、二人が続いてきて。
おばあちゃんが物語を語ってる。
また暗くなり、陰がでてくる。
深ーい森の中に水辺が見える、草の生い茂る、幽霊がでそうなところ。
動き自体は、同じものの組み合わせで、重なりや、場所でバリエーション。
いつもだけど、あんまり面白くないんだよなぁ。この人。
音楽がない中で、足をトントンってたたく音と、とても静かな足のすり音。
一瞬暗くなったところで、ピアノの音が入ってきて、薄暗くなる。
影がついてくるように、二人が続いてきて。
おばあちゃんが物語を語ってる。
また暗くなり、陰がでてくる。
深ーい森の中に水辺が見える、草の生い茂る、幽霊がでそうなところ。
動き自体は、同じものの組み合わせで、重なりや、場所でバリエーション。
いつもだけど、あんまり面白くないんだよなぁ。この人。
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