http://www.emanuelgatdance.com/brilliant-corners/
うーん。始まってから、も少ししたら面白くなるはずだと、ずっと期待はしていたものの、結局最後までそんな盛り上がりもなく、ふっといつの間にか終わってしまってた。一時間っていう、これまで観てきたものに比べて公演時間も短いからかもしれないけど、ここからだろうな!って思ってたところでフィナーレ。物足りなさでいっぱいの帰り道。
この振付家のダンスは初めて観たと思っていたら、実は数年前にオペラ座で観ていたという驚き。(そのときの感想を読むとかなり面白かったらしいけど、もうあんまり憶えてない。)男性六人、女性三人のダンサーたちで、衣装という感じのものではなく、普段着なとってもラフな格好。かぶらないように、カラーは考えていたように思うけど。
とっても静かで、そしてゆっくりな、水の中にいるように、空気の圧力じゃない、もっと重い抵抗。どことなく、気功や中国拳法のような動きも感じた。風がそよぎ、葉っぱが次々にこっちから向こうに流れていくように。あまり大きくないけど、力強い波がやってきては引いていく、とういような、自然の目に見えない干渉を表現してるように見えた。自然の気、を感じて踊ってる。
独舞よりももっとぐっと面白くなることが多い数人の重なったダンス。1人で表現できない、大きな気の流れ。だけど、それが上手くかみ合わないときは、ぐちゃぐちゃで、びどいものになってしまう怖さも。今回のは、かみ合ってないわけでもないし、バラバラで観てらんないってことでもない。でもなんであまり面白くないのか?どうしてもっとこっちにまで入り込んで、気持ちを盛り上げて、興奮させてくれないものだったのか?
途中で、1人や2人ずつ踊りを挟んだりということはしてるものの、単調すぎてる気がする。動きは違うはずなのに、最初から最後までおんなじことを続けてるように感じてしまった。見せ場や、シーンのようなものがない気もするし、九人という人数を、上手く使えてないのか、間合いが少し中途半端な気もした。
一人ひとりのダンサーたちの踊りの能力の低さなのかなとも最初は思った。自分はダンスしないし、専門家でもなく、ただ好きで、よく観てるってくらいだから、そういったことはあまりわかんないけど、観客を魅了させるような人がいなかったのは確か。ストーリーのあるものなんかは特に、プリンシパル、みたいな人がいて、この前のアンヌテレザのなんかは、1人がものすごく上手い人で、その人がほとんど重要なところを踊っていた。そういった、際立った人はいない。
こんな観たあとに消化不良のダンスは、すっきりしなくて、もやもやの溜まった気分がまた一週間続くのかと思うとげんなり。
うーん。始まってから、も少ししたら面白くなるはずだと、ずっと期待はしていたものの、結局最後までそんな盛り上がりもなく、ふっといつの間にか終わってしまってた。一時間っていう、これまで観てきたものに比べて公演時間も短いからかもしれないけど、ここからだろうな!って思ってたところでフィナーレ。物足りなさでいっぱいの帰り道。
独舞よりももっとぐっと面白くなることが多い数人の重なったダンス。1人で表現できない、大きな気の流れ。だけど、それが上手くかみ合わないときは、ぐちゃぐちゃで、びどいものになってしまう怖さも。今回のは、かみ合ってないわけでもないし、バラバラで観てらんないってことでもない。でもなんであまり面白くないのか?どうしてもっとこっちにまで入り込んで、気持ちを盛り上げて、興奮させてくれないものだったのか?
途中で、1人や2人ずつ踊りを挟んだりということはしてるものの、単調すぎてる気がする。動きは違うはずなのに、最初から最後までおんなじことを続けてるように感じてしまった。見せ場や、シーンのようなものがない気もするし、九人という人数を、上手く使えてないのか、間合いが少し中途半端な気もした。
一人ひとりのダンサーたちの踊りの能力の低さなのかなとも最初は思った。自分はダンスしないし、専門家でもなく、ただ好きで、よく観てるってくらいだから、そういったことはあまりわかんないけど、観客を魅了させるような人がいなかったのは確か。ストーリーのあるものなんかは特に、プリンシパル、みたいな人がいて、この前のアンヌテレザのなんかは、1人がものすごく上手い人で、その人がほとんど重要なところを踊っていた。そういった、際立った人はいない。
こんな観たあとに消化不良のダンスは、すっきりしなくて、もやもやの溜まった気分がまた一週間続くのかと思うとげんなり。
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